HACHI~約束の犬

映画を観てきた。
知らぬ人はいない あの渋谷駅前のハチ公の物語だ。

映画になって、より多くの人にその存在がアピール
されたことは歓迎したいものだ。若い人たちの中には
深いエピソードを知らない人もいるだろう。ぜひこの
映画でそして様々な資料で確かめてきてほしい。

忠犬を褒めそやす物語としてではなく、人と動物の友情
と愛の物語として心にしみいるものがある・・・・

画面はというといたって色調を抑えていて派手さがない。

外国が舞台であったが、ストーリー展開は日本の史実に
ほぼ忠実で静かに淡々と物語が進行していく。

非常な現実のエピソードは極力取り入れていないのは
監督の意向だろう。(日本版「ハチ公物語」は悲壮感が強いので)

その代わり、飼い犬と主人の心の通い合いは涙があふれて
とめどないほどに愛おしく思え、優しくそして切ないハチ
の素顔が豊かに輝いて描かれていた。

観につれて行った私の娘はタオルで顔を覆い泣きじゃくってた。
小学生の息子も帰りの車の中で終始沈黙のまま。


私は犬を飼わない主義だ。
小学生の頃の思い出が今も忘れられないからかもしれない。

多くの愛犬家の方たちが言う言葉はもっともだと思う。
「かわいい」という理由だけで犬を飼うものではない。
里子を育てるような覚悟が犬を飼うことにも必要である。

ペットは消耗品ではなく私たちの一生に付き添ってくれる
パートナーなのだ。


この映画の流行によって
にわか愛犬家が増えてしまわないことを。



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